薩摩節の削り方

鰹節削り方 表面に付いているカビは無害ですのでそのまま削っていただいてかまいませんが、気になる場合は乾いた布巾などで軽く拭きます。拭き取る場合ゴシゴシ拭き取る必要はありません。水洗いは決してしないで下さい。濡れた布巾で拭く事もしないで下さい。
鰹節削り方

薩摩節の頭の方から削ります。押し削る感じで削ります。握っている部分が頭で皮のない部分です。先端が尾の部分になります。削り初めはこのような押し削りが削りやすいのですが、小さくなった場合は向きを変えて押し削ってもかまいません。(削る面はそのまま変わりません)鉋の面と薩摩節の角度は約45度。角度はもちろん個人差もありますがだいたい40〜45度がいいです。

鰹節削り方

削り初めはもちろん面がありませんのでどうしても粉になりますが次第に面ができ、削りやすくなります。薩摩節の目に沿っていると、面がなめらかになり削りやすくなります。目に沿っていないと、けばだった感じの面になり、削りにくく面が出来ても粉になります。鰹節の目というのは木で言えば年輪のような感じです。目を見てさからっていないか確認し、さからっているようであれば沿うようにします。

 

刃の調整の仕方

鰹節削り器

刃の出具合

かすかに刃が出ているのが分りますか?理想は0.1mm
(新聞紙の厚さ、髪の毛1本分くらいの厚さ)です。薩摩節を削りながらカンナ台を目の高さに持ってきて刃の出方を見て、削って、調整して下さい。

鰹節削り器

薩摩節が厚い場合

削った薩摩節が厚くやたらとクルンクルンしている、鰹節が刃に引っ掛かる感じで削りにくい、薩摩節の破片が飛び散る・・・こういう場合は刃が出過ぎています。破片が出る場合はすぐに削るのをやめて下さい。削り器の刃がかける場合があり危険です。

刃が出過ぎている場合は、刃を引っ込める調整をします。カンナ台の上部を叩くと刃がひっこみます。その時、刃を指で押す様にすると調整しやすいです。少し強めに叩きます。

 

鰹節削り器 削れない場合

薩摩節が刃に全く引っ掛からない場合、削れない場合は刃を出します。刃の頭の部分を直角に叩きます。様子を見ながら弱めに軽く叩いて下さい。叩いては試し削りをし、叩いては試し削りをして少しずつ出して調整して下さい。

 

鰹節削り器

刃の出具合をチェック2

上の画像の様な角度から見て、片方が出すぎている場合(刃がカンナ台に対して平行でない場合は、出ている方の刃を左の画像のように軽く叩いて調整します。